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エナメル質形成不全について
こんにちは、歯科衛生士の高岸です。
早足で春が過ぎ、梅雨の気配がしています。
今回は、エナメル質形成不全について、
お話します!

エナメル質形成不全とは?
歯の表面のエナメル質が生まれつき
うまく作られず、変色や欠けが見られる
状態です。
乳歯にも永久歯にも見られ、その部分は、
歯の質が弱くなっています。
軽度の場合→限局性の変色があるだけ。
重度の場合→エナメル質の表面に環状の窪み
不規則なクレーターを生じ、
エナメル質の大部分が形成され
ないこともあります。
前歯にできる場合→そこから虫歯になる事は
少なく、主に見た目の問題
になります。
奥歯にできる場合→そこから虫歯になり易く
虫歯になると、大変進行が
早いので注意が必要です。

エナメル質形成不全の原因
全身的な要因→胎児期に、母親の栄養障害
病気、内分泌異常、感染、
代謝異常、特定薬物の長期
継続投与などで、歯の形成
成長が一時的に阻害され、
左右対称の複数の歯に症状
が現れます。
局所的な要因→乳歯に外傷を受けた場合、
乳歯の虫歯が大きく長期間化膿
状態であった場合、永久歯に
影響があり、1〜2歯に限局して
現れます。

エナメル質形成不全を放置するとどうなる?
虫歯のリスクが高まる→エナメル質形成不
がある場所は、歯質が弱いため虫歯の
リスクが高まります。
見た目の問題→エナメル質形成不全は、歯
の色が白濁したり、黄色や茶色に変色
するなど、見た目に影響を与えます。
前歯でこの症状が見られると、自己意
識やコンプレックスにつながることが
あります。
歯の形状の異常→歯の表面にくぼみや
クレーターが見られ、汚れが溜まり
やすく歯周病のリスクも高まります。
咬み合わせや永久歯への影響→乳歯の場合
咬み合わせが不安定になり、顎の発育
や永久歯の並びに悪影響を与えます。

エナメル質形成不全に対する治療法
軽度の場合→定期的にクリニックでフッ素
塗布を行い歯質を強化します。
自宅でのケアとして、フッ素入りの
歯磨剤や洗口液を併用します。
中度·重度の場合→問題のある部位を
プラスチック素材で覆う治療や
被せ物を使用した治療を行います。

エナメル質形成不全が発覚した時点で
必ずしも、大きなトラブルが起きているわけ
では、ありません。
歯に異変を感じた際は、早めにクリニックに
相談し、適切なケアや治療を受けることが
大切です。
日常の予防ケアをしっかり行う事で、エナメ
ル質形成不全のリスクを軽減できます。



